Razer Orbweaver Chroma(左手デバイス)を長期間FF14で使ってみたレビュー その1

5.0

はじめに

ブログ主はFF14を始めた当初は普通にマウス&キーボードでプレイしていましたが、程なくして「移動しながらスキル撃つのがつらすぎて左手が死にそう…」状態になり、左手デバイス(キーボード)の代表格、初代Razer Orbweaverを購入し、その後初代Tartarusに買い替え、現在は3台目となるRazer Orbweaver Chromaを使用しています。

途中の機種の変更理由を含めて実際の使用感などを書いていきたいと思います。

使用スタイル

操作割り当て

自分は、右側のスティックにWASD移動を割り当て、キーボード部分にはホットバーのスキルを割り当てて使用しています。スティック上下のキーはAltとShitキーを割り当てており、同時押しをすることで、使用できるスキル数を増やしています。(ホットバー3本分を割り当て)

最大のメリットは、「スキルが移動しながら無理なく撃てる」ことで、一度使用してしまうともう普通のキーボードで零式とか無理…というくらい快適です。

全体的な使用感

右スティック

使用開始初日はスティックでの移動に違和感がありうまく移動できませんでしたが、数日で慣れました。

重要なのは既に廃版となったロジクールのG13や、今後発売予定のHORIのTACTICAL ASSAULT COMMANDER F14 FINAL FANTASY XIV EDITION(長い!)のアナログスティックとは異なりデジタル入力であることでしょうか。

補足するとスティックを倒すと割り当てたキーボードのWASDのキーが押された状態になり、ゲームパッドのような少し倒すとゆっくり、大きく倒すと速く移動するようなことはできず一定の速さで移動します。

ブログ主は元々キーボードを使用していたためデジタルである点は全く気になりませんでしたが、これらG13やパッドから移行する人は気になるかもしれません。

キーボード部分

キーボード部分は5列×4ラインの計20キーあり、上で記載のように右スティック脇の2キーの同時押しを割り当てればさらに使用するスキルを増やすことができます。

ただし、当然その際はスティックから親指を離すことになるので、移動しながら打つ主要スキルは20キーの中に固めておく必要がありますが、FF14は5.0漆黒のヴィランズである程度スキルが整理されたので、何とか収まる範囲だと思います。

繰り返しになりますが移動中にスキルを打つのが快適すぎて普通のキーボードには戻れません。

デザイン

好みの部分もありますが、ロジクールのG13と比べて起伏があり、自然に握れるようになっています。自分は店頭で触ってみてG13は平べったすぎると感じてこちらを選びましたが、 特に親指の位置に来るスティック周りの角度設定がよく自然なフィット感が自分に合っていると感じました。

言い換えると、Razerの方が手を自然に握る形に近いグリップ感が得られます。

また、Orbweaverはパームレストと親指のスティック部分の位置を調整できるようになっており、個人ごとに調整することができるようになっています。

ただ、海外製品あるあるですが、海外の成人男性前提で設計されていると思われるこの製品は非常に大柄で、1段目から4段目までのキーボード部分を手の位置を移動することなく同時にタイプできる日本人は少ないと思います。

(ただし、それでも平面投影面積はLogicoolのG13より一回り以上小さいです)

ブログ主も少し手の位置を動かさないと全ての段は押せないため、上一段はほぼ捨てて、戦闘中には使用しないスキルを割り当て、戦闘中は下の3列+右スティック脇のshift+altキーで戦っています。

光る

Chromaはキーボード部分にバックライトが仕込まれていてカラーで発光する上、ライティングのパターンや色をソフトウエア上でコントロールできます。

自分はライトアップ派ではないので厳密に評価できませんが、結構きれいな色で光ってるのではないかと思います。

ソフトウェア

オンボードメモリは搭載していないため、カスタマイズしたキー割り当てを使用するためには「Razer Synapse」が起動している必要があります。

Orbweaver Chroma ではSynapse2を使用しますが、画面は以下のような感じで、特段難解な部分はなく、触ってれば自然と使い方がわかる程度の難易度です。

1枚目:キーボード部分割り当て、2枚目:スティック周り割り当て、3枚目:ライティングの編集

ゲームごとに異なるプロファイル(キー割り当て)を登録できる他、一つのゲーム内で割り当てを変更する「キーマップ」という機能もあり、これの切り替えをキーに割り当てておくとゲームをプレイしながら動的にキー割り当てを切り替えることができます。

ライティングについては非常に細かく設定が可能で、複数の発光パターンを組み合わて1つのパターンとして登録することも可能なのでライティングにこだわる方には嬉しいのではないでしょうか。

一応マクロ機能も付いていますが、これは非常に使いにくく、無いものと思っておいた方がよいでしょう(そもそもFF14で使う場面ありませんし)

また、筆者が Tartarus V2へ買い替えできなかった原因のSynapse3については次の記事に記載します。

というわけで既に記事がかなり長くなってきたので分割してその2へ続きます。

2020.04.07 どうもアマゾンではchromaの在庫がなくなったようです。とうとう終売でしょうか

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2019.12.06  もう一つの依存性デバイスである「フットペダル」のレビューも作成したので、キー(ボタン)数不足でお悩みなどを抱えた方はよろしければこちらもご覧ください。

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